局所リンパ節試験

医療機器やその原材料が感作性(遅延型アレルギー反応)を引き起こす可能性の有無を確認するための試験で、GPMTの代替法として認められた試験です。医療機器またはその原材料の抽出液をマウス(CBA/J)の両耳背部に連続3日間塗布し、BrdU投与後に耳介所属リンパ節を摘出し、リンパ球中BrdU量を測定し、感作性を評価します。

実験方法

1. 予備試験
本試験での塗布濃度を設定するため、最高試験用量(過度な皮膚刺激が生じない範囲で最大暴露量となる濃度)を検討
2. 本試験
方法 Day1-3(感作):両耳廃部に25μLずつ塗布
Day5:BrdU溶液を腹腔内に投与
Day6:両耳の耳介所属リンパ節を摘出
判定 リンパ節細胞の増殖をELISA(BrdU発色キット)にて測定し、Stimulation index(SI)値を算出
判定基準 SIが1.6超の場合皮膚感作性の疑い、SIが2超の場合皮膚感作性陽性

お取引の流れ

サービスの流れ

STEP1 メール、お電話、面談等にてお打ち合わせ
STEP2 ご契約
STEP3 試験開始
STEP4 納品

基本納品物

報告書(組織評価を含む)、標本、写真

納期

2ヶ月

関連サービス

試験のご依頼、ご相談は下記までお願いいたします。

お問い合わせはこちら

安全性試験メニュー

用途分野別メニュー

試験分野メニュー